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「承知しました」の言い換え8選|敬語レベル別の使い分け

ビジネス敬語

「承知しました」はビジネスの基本表現ですが、毎回同じ返事では単調になりがちです。また、相手や場面によっては、より丁寧な表現や、逆に柔らかい表現のほうが適していることもあります。このページでは8つの言い換えをフォーマル度別に整理し、どの場面でどれを選ぶべきかを解説します。

「承知しました」(しょうちしました)の意味

「承知しました」は、相手の依頼・指示・事情を「理解し、引き受けました」と伝える丁寧な表現です。「知る」「引き受ける」を意味する「承知」に丁寧語を組み合わせたもので、上司や取引先にも使える汎用性の高い返答とされています。

言い換え早見表

言い換えフォーマル度主な場面ニュアンス
かしこまりましたフォーマル取引先への返答、接客、目上の人からの指示「謹んで引き受ける」という姿勢を示す、最も丁寧な部類の返答。接客業では標準語として定着している。
承りましたフォーマル注文・依頼の受付、電話応対、取引先からの要望「確かに受け付けました」という受領の意味が強く、注文や伝言を受けるときに特に適している。
承知いたしましたフォーマル取引先へのメール、上司への改まった返答「承知しました」に謙譲語を重ねた、より丁寧な形。社外向けメールの定番表現。
了解しました標準同僚とのやり取り、社内チャット内容を理解したことを示すカジュアル寄りの表現。同僚・後輩には自然だが、目上の人や社外には避けるのが無難とされる。
了承しました標準部下からの申請への返答、条件の受け入れ「それでよいと認める」という許可・承認の意味合いが強く、立場が上の人が使う表現。目上の人への返答には不向き。
わかりましたカジュアル同僚・後輩との会話、社内の気軽なやり取り最も汎用的な返答。丁寧語なので失礼ではないが、ビジネスの改まった場面では物足りない印象を与えることがある。
拝承いたしましたフォーマル格式を重んじる文書、一部の業界の商習慣「謹んで承りました」を意味する文語的な表現。非常に硬く、日常のメールで使うと大げさな印象になることも。
確認いたしました標準資料・メールへの返信、内容チェックの報告「内容を見て把握した」ことを伝える表現。引き受けるニュアンスは弱いため、依頼への返答には別の言葉を添えたい。

それぞれの使い方と例文

かしこまりましたフォーマル

「謹んで引き受ける」という姿勢を示す、最も丁寧な部類の返答。接客業では標準語として定着している。

かしこまりました。明日までに資料をお送りいたします。

承りましたフォーマル

「確かに受け付けました」という受領の意味が強く、注文や伝言を受けるときに特に適している。

ご注文の変更、確かに承りました。

承知いたしましたフォーマル

「承知しました」に謙譲語を重ねた、より丁寧な形。社外向けメールの定番表現。

納期変更の件、承知いたしました。

了解しました標準

内容を理解したことを示すカジュアル寄りの表現。同僚・後輩には自然だが、目上の人や社外には避けるのが無難とされる。

了解しました。15時の会議室、押さえておきます。

了承しました標準

「それでよいと認める」という許可・承認の意味合いが強く、立場が上の人が使う表現。目上の人への返答には不向き。

経費申請の件、了承しました。進めてください。

わかりましたカジュアル

最も汎用的な返答。丁寧語なので失礼ではないが、ビジネスの改まった場面では物足りない印象を与えることがある。

わかりました。じゃあ先にこちらを片付けますね。

拝承いたしましたフォーマル

「謹んで承りました」を意味する文語的な表現。非常に硬く、日常のメールで使うと大げさな印象になることも。

ご通知の件、拝承いたしました。

確認いたしました標準

「内容を見て把握した」ことを伝える表現。引き受けるニュアンスは弱いため、依頼への返答には別の言葉を添えたい。

お送りいただいた仕様書、確認いたしました。

使い分けのポイント

  • 「了解しました」は本来失礼な表現ではありませんが、「目上には承知しました」というマナーが広く浸透しているため、上司や取引先には「承知しました」「かしこまりました」を選ぶほうが安全です。
  • 「了承しました」は「認める」という上から目線のニュアンスを含むため、目上の人への返答には使わないよう注意しましょう。
  • メールでは「承知いたしました」、口頭や接客では「かしこまりました」、注文・伝言の受付では「承りました」と、場面で使い分けると自然です。
  • 毎回「承知いたしました」だけを繰り返すより、「承知いたしました。それでは〜」と次の行動を添えると、単調さが消えて仕事の速さも伝わります。

よくある質問

Q. 「了解しました」は本当に失礼なのですか?
A. 言葉の成り立ちとしては失礼ではなく、丁寧語を含む正しい表現です。ただし「目上には使わないほうがよい」という認識が広く定着しているため、相手がどう受け取るかを考えると、上司や社外には「承知しました」を使うのが実務上は無難です。
Q. チャットツールでも「承知いたしました」と書くべきですか?
A. 社内チャットはスピード重視の場なので、相手との関係にもよりますが「承知しました」程度で十分です。同僚同士なら「了解です」でも問題ない職場が多いでしょう。社外の人が参加しているチャンネルでは、メールと同じ基準に合わせると安心です。
Q. 「承知しました」と「承知いたしました」はどちらが丁寧ですか?
A. 「承知いたしました」のほうが丁寧です。「いたす」という謙譲語が加わるためで、取引先や特に改まった場面では「承知いたしました」を選ぶとより丁寧な印象になります。

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